mcgill_exchange’s diary

マギル大学交換留学生によるブログ

ぼっち暮らしで酷い風邪?インフル?にかかる(ぎー)

お久しぶりです、ぎーです。

 

いよいよ年度末。今週からレポートやテストが始まり、山場を迎えてる所です。

 

そんな学年末直前に、なぜか運悪く約4年ぶりにひどく体調を壊し、先週丸1週間家で寝込んでいました。今回はそのことについて書きたいと思います。

 

発熱0日目、朝なんとなく体がだるく、念の為熱を測ってみると38.8℃。この約4年程熱が出たことなんてなかったので結構ビビりました。とりあえず日本から持参していた解熱剤を飲んで寝ることに。この時は、熱なんか1晩くらいで下がるだろうと思って楽観的に事を捉えていました。しかし発熱1日目、39.5℃まで熱が上がり、それプラス痰の絡んだ咳が酷く夜は咳で寝れない程に。発熱2日目も39℃台をキープ、ようやく3日目に微熱まで下がりましたが、微熱はその後2日間残り、ようやく6日目に薬を飲まなくても1日中平熱に戻りました。

 

家の近くに病院がなく、めんどくさくて病院には行かなかったので正確に何が体を蝕んでたのかは分かりませんが、症状的にはめっちゃひどい風邪かB型インフルエンザだったのかなって思います。

 

個人的にこの留学が始まって以降、初っ端の家探しぐらいしか大変だなって思うことがなく、このまますんなり留学終わっちゃうのかなーってつまらなく思っていた矢先の事だったので、結構そのタイミングに驚きでした。

そして、僕はあえて大学があるダウンタウンには住まず、少し外れた住宅地に1人暮らしをしてモントリオールでの生活自体も楽しんでいるんですが、今回は初めてそれが辛く、そして寂しく感じました。

 

高熱が出てると体力が高速で消耗され、外になんか出られません。何日もずーっと家の中にいて外の空気も吸えず、出たい授業にも出られず、人と話すこともなく、そして生の人間を見ることが出来ない。家で寝込んでいる間は一般社会から切り離され、完全に孤立した気分を味わっていました。それだけでも十分に精神的にも落ち込むのに、普段病気なんかとは無縁な僕のメンタルを更にズタボロにした出来事がありました。

 

それは、熱が1番ひどかった時に遠い日本から僕の体調を心配してかかってきた弟からのテレビ電話でした。「なんか疲れた顔してるね。」弟の何気ない一言ですが、慣れない病人生活で沈んでいた僕のメンタルに直に響き、なぜか涙が止まりませんでした。日本にいるときから弟にはあまり辛い顔を見せたくないって思ってきた僕にとって、この一言はかなりきました。悲しさと、弟がわざわざ気遣って電話をかけてきてくれた嬉しさと、久しぶりに体調を壊した悔しさが混じった涙でした。風邪とかインフルで寝込むってクソだなって深く思いました。

 

病人生活自体は、解熱剤と少し強力な抗生剤、その他には薬局で買ったビタミンC錠剤とオレンジジュースを過剰摂取し、また食欲だけはずっとあったのでチキンスープや豆腐、野菜果物を食べて生き延びていました。ずっとフレンチフライやハンバーガー、ドーナッツと言ったコテコテのジャンクフードがめっちゃ食べたくて仕方ありませんでした笑

 

途中、交換生の友達の1人が気遣って、わざわざ風邪に効く物を買ってダウンタウンだから少し離れた家に届けに来てくれて、更に家にあったりんごを剥いてくれました。社会から孤立して人と直接コミュニケーションを取っていなかったのもあって、その心遣いが本当に嬉しかったです。他にも優しいメーッセージをくれた友達もいました。困った時の助け合いの大切さを実感しました。本当にありがとう。

 

とりあえず、今回の経験から風邪やインフルで寝込む辛さを久しぶりに実感しました。特に一人暮らしだと、どんなに一人が好きでも、寝込むと一気に「独り暮らし」に状況が急変します。もう今後数年は寝込みたくないです。体調は良いに越したことはありません。また海外生活になると、病院のシステムとかも日本とは違い、何かと下調べが必要になったりでめんどくさいです。普段から体調を崩さない予防をしっかりとしておくこと、そして、他の人が体調を崩してたら率先して何か為になる事をするっていう心掛けが重要だなって改めて思いました。

 

さあいよいよ学年末。僕はマギル大学での授業が全て終わり、後はテストのみとなりました。最後までしっかり、マギル生活を堪能したいです。